危惧した通り
朝、娘は平静を取り繕っているようにみえた。無理しているのが見え見えで、その反動を危惧した。仕事が終わったらしく何度も電話をかけてくる。今の娘には友人もなく、気楽に電話できる相手は私しかいないのであろう。人と上手くやれない、残念だけど。嫌われる、なぜ嫌われるのか本人はわからない、気付かない、気付こうともしない。
そして帰宅するや否やカバンなどを投げ、蹴り、泣き叫ぶ。不安でたまらない、行き場のない恐怖、悲しみ、あらゆる負の気持ちに支配されている。「誰も私の気持ちをわかってくれない」「もう死にたい」次から次と自分の不幸を嘆く言葉を履き続ける。
疲れる。どうしたらいいかなんてわからない。
友だちから誕生日プレゼントが届いた。ありがとう。