嬉しいこと

家の前の草取りをしていたら、自転車に乗った親子が道を尋ねてきた。言葉の感じから日本の人ではないなと。行き先は私が以前働いていたところだ。スマホ片手に困った雰囲気。無理もない、地元の人でもわからない、こんなところにあったのかというような場所なのだから。

草取りの手を止め、一緒に歩いて案内することにした。その親子を無事送り届け、職場の人たちに挨拶と同時に経緯を話す。ゆっくりして行けと言われるもすぐに帰ってきた。長居は無用のすけ。

異国での子育ては大変なこともあるだろう。私も子連れでアメリカに行った時、たくさん助けてもらった。その時の心強さを忘れない。少し差し出がましかったもしれない、自己満足でもあったかもしれないけど、困っているのならできることをしたい。

毎日いろんなことが起こるものだ。良いことも良からぬことも。